皮膚・肌

皮膚・肌のお薬のおススメ!

おススメ!
腫れを伴う強いかゆみを緩和する。
のびが良く、べたつかないクリーム剤。
おススメ!
化膿をともなう湿疹・皮膚炎に効果的な軟膏剤。
とびひ、めんちょう、毛のう炎にも。
おススメ!
かきくずし、化膿しそうな湿疹に適した軟膏剤。
効能が広いので、ご家庭に一つあると便利。
おススメ!
ノンステロイドで小さなお子様にも使える。
殺菌剤を配合した白残りしにくクリーム剤。
厚くなった皮膚を柔らかくして、うおのめ・たこ・いぼを除去しやすい。
サイズ調整シールが患部のみに薬剤を付着させる。足の裏に使いやすい。

皮膚・肌の医薬品一覧

全151件中 1件~10件
1.
悪化しやすい乾皮症、手足のひびに
おススメ!

高保湿成分が肌の乾燥・ヒビを改善する。
ケガの後の患部の肌を改善するクリーム剤。

2.
■加齢などに伴う皮ふのトラブルケアにも※
治りにくい皮脂欠乏などによる湿疹,かゆみに
『かゆみを素早く鎮め炎症を抑える』
■有効性と安全性の両立を目的に開発された(アンテドラッグステロイド)抗炎症成分

■(ジフェンヒドラミン塩酸塩)(クロタミトン)Wのかゆみ止め成分
※すべての年齢の方にご使用いただけます。
3.
フルコートfは,優れた抗炎症作用で強力に皮膚の炎症を抑える外用ステロイドのフルオシノロンアセトニドと,化膿した患部での細菌の増殖を防ぐ抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を配合。皮膚炎・かぶれが悪化し,化膿してジュクジュクした患部や,かき壊して化膿を伴っている患部にまで効果を発揮します。
おススメ!

かゆみと腫れを抑え、掻き壊しによる悪化を防ぐ。
抗生物質が化膿患部をケア。皮膚を保護し、低刺激の軟膏。

4.
じんましん,湿疹などのアレルギー性疾患は,その人の体質や,健康状態に応じて,からだの中の過敏反応(アレルギー反応)の結果としてあらわれるといわれています。このようなじんましん,湿疹がおこった時,おこった部分に軟膏を塗ることも症状をやわらげる治療法として好結果を期待できますが,更に一歩すすめて,からだの中におこったアレルギー反応を改善する抗アレルギー剤の服用が望ましいと言えます。
レスタミンコーワ糖衣錠は,からだの中におこっているアレルギー反応を改善しつつ,じんましん,湿疹などのアレルギー性疾患を治療します。
おススメ!

じんましん、湿疹を治療する内服薬。
アレルギー反応を体の中から鎮めます。

5.
●ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が,しっしん,かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮します。
●抗菌作用を有する抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合しています。
●患部を保護する油性基剤なので,ジュクジュクした患部に適しています。
おススメ!

ステロイド薬と抗生物質を配合しています。
ジュクジュクした患部にも使える軟膏剤。

6.
  • 肝斑
  •  
  • 60錠
  • 15日分
  • ¥1,800~
トランシーノIIは,肝斑に効くトラネキサム酸を,肝斑改善成分として配合した1回2錠,1日2回服用の医薬品です。
おススメ!

肝斑の改善薬です。有効成分が従来品の1.5倍。
8週間服用してください。

7.
代謝を助けるアミノ酸"L-システイン"配合

ハイチオールCホワイティアは、体の代謝を助けるアミノ酸"L-システイン"が体の内側から細胞に働きかけ、シミ・そばかすを治療する医薬品です。

●体の内側からシミ・そばかすを治します。
 L-システインが肌細胞の生まれ変わりを正常化し、ビタミンCとの相乗効果で、シミ・そばかすの原因でもあるできてしまった過剰なメラニンを排出します。

●シミ・そばかすには1日2回の継続服用が効果的です。
 肌は約42日間で生まれ変わります。新しい肌が表面の肌に成長するまで時間がかかりますので、継続服用が効果的です。ハイチオールCホワイティアが、シミ・そばかすを治していきます。

●全身倦怠(疲れ・だるさ)、二日酔いにも効果を発揮します。
 L-システインが肝臓で働き、体の代謝(エネルギー産生)を助け、疲れ・だるさを改善します。
 また、アルコールが代謝されてできるアセトアルデヒドと直接反応して無毒化したり、アルコールを無害な物質に変える酵素の働きを助け、二日酔いにも効果を発揮します。
おススメ!

しみ・そばかすが徐々に薄くなる。肌の代謝を改善する。
3か月間服用してください。

8.
日本で初めて発売されたデリケートゾーン(陰部)のかゆみやかぶれを鎮める治療薬。
9.
単なる手荒れと思って保湿ケアをしていても,なかなか治らない…こんな症状ありませんか。
洗剤・シャンプーでかぶれる
水がしみるほど割れて痛い
小さな水ぶくれや湿疹ができる
眠れないほどかゆさが気になる
水仕事や手指を使う作業によって皮フの油分・水分が奪われ,乾燥症状が悪化すると,外的刺激に負けやすくなり,炎症や湿疹,つらいかゆみなどの症状を引き起こすことがあります。そんな手湿疹や洗剤かぶれを早く治すには,がまんせずに“効く治療薬””で症状をおさえることをおすすめします。
■「メンソレータムメディクイック軟膏R」は,かゆみや小さなぷつぷつ(水ぶくれ)など,手湿疹のつらい症状に効く治療薬です。
■高い消炎効果のプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル配合(アンテドラッグステロイド)
患部で優れた効き目を発揮し,体内に吸収されると低活性に…。
■肌を修復するアラントイン配合
傷ついた肌を修復するアラントイン他4種の有効成分が効果を発揮。
■患部にしみにくい低刺激性タイプ
■割れた患部にもしっかり密着する軟膏。保湿性の基剤で,乾燥した患部にも。
10.
  •  
  • 156枚
  •  
  • ¥908~
ロイヒつぼ膏はノニル酸ワニリルアミドの温感刺激により患部の血行を促進し、サリチル酸メチル、l-メントールなどの鎮痛消炎作用とあわせ、すぐれた効果をあらわします。

皮膚・肌の症状分類

肌あれ・にきび・吹き出物

・肌あれの症状は、赤み、かゆみ、にきび、吹き出物、カサカサに乾燥する、粉ふき、ゴワゴワと厚く硬くなったりします。顔だけでなく、唇、手足や身体にも現れます。血行不良などで皮膚の新陳代謝が悪くなると、古くなった皮膚細胞が表面から剥がれ落ちずに残り、皮膚のバリア機能がうまく働かなくなります。皮膚のバリア機能には、2つの働きがあり、皮膚表面からほこりや菌などの外部刺激が体内に入るのを防ぐこと、そして、体の水分が体外に過剰に蒸散するのを防ぐことで体が乾燥しないようにすること(保湿)です。バリア機能が低下すると、外部の刺激を受けやすくなったり、乾燥します。肌あれの原因は、加齢、紫外線、気温や湿度、寝不足、ストレス、不規則な生活、暴飲暴食や偏食、過度なダイエット、便秘による腸内環境の乱れ、間違ったスキンケアなどがあります。

・にきびは、ほとんどの人が経験する身近な病気です。思春期ににできるものをにきび、大人にできるものを吹き出物というようです。炎症がひどいと痕(あと)が残ることもあり心理的な影響もあります。にきびの初期症状は、皮脂(皮膚のあぶら)が毛穴にたまった状態で、面皰(めんぽう)といいます。面皰が炎症を起こすと赤いぶつぶつになり、さらに炎症がひどくなると膿がたまったぶつぶつになります。さらに炎症が進むと、皮膚の下に膿がたまった袋状になって硬く大きく触れる状態になります。炎症がおさまって平らになっても、赤みが一時的に残ったりしますが、そのうちに消えます。ただ、炎症が強いと、痕(あと)が残ってしまいます。面皰(めんぽう)の中は皮脂(皮膚のあぶら)がたまっており、アクネ菌という毛穴の常在菌が増えて炎症を起こします。額、頬、あご、くび、胸、背中などに現れますが、個人差があります。原因あるいは悪化原因としては、思春期に増加する男性ホルモンが皮脂の分泌を高める、もともと脂性肌である、糖分油分の多い食事をとる、ストレス、不規則な生活、不適切なスキンケアなどがあります。大人のにきびでは、月経前に悪化し、女性ホルモンの影響と考えられています。

・吹き出物は、大人のにきびをいいますが、にきびと同じです。

しみ・そばかす・肝斑

[しみ]
 しみには、老人性色素斑(日光性黒子ともいいます)、炎症性色素沈着、そばかす、肝斑といったものがあります。通常、紫外線を浴びると、皮膚の内部でメラニンが生成され、皮膚が褐色なります。日やけの状態です。皮膚はターンオーバーによって、日やけした肌の色が徐々に地肌の色に戻ります。ターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わりのサイクルのことをいい、だいたい4週間で表皮の細胞は新しい細胞になります。生成されたメラニンもターンオーバーで表皮に運ばれ、剥がれ落ちて排出されます。ところが、メラニンの生成が止まらなくなり、ターンオーバーで排出されなくなると、その部位の肌に色素沈着として残ってしまいます。
 最も多く見られるしみが老人性色素斑で、おおよそ30代以降に顔の頬骨周辺に多く見られる色素斑です。はじめは薄茶色ですが、徐々に濃くなり、また範囲も広くなります。紫外線を浴びすぎたり、加齢によって代謝が落ちたりすることで、しみの原因物質となるメラニンが過剰に生成されて皮膚に蓄積されてしまいます。しみのできやすい部位は、紫外線のあたりやすい部位で、顔、手の甲、背中などです。
 炎症性色素斑は、ニキビや虫さされ湿疹、やけどなどの炎症が起きた部位が跡になり、薄茶色や黒っぽい色のしみになることがあります。ニキビや虫さされなどの炎症部位に、炎症が治まったあとに発生します。ニキビを潰すと、その部位はしみになることがあります。
 そばかすは顔の広い範囲にできる薄茶色の小さな斑点で、胸元、背中、肩、腕など紫外線にあたりやすい部位にも現れます。遺伝や色白の人に発生します。だいたい10代から鼻の周辺に見られます。

[肝斑]
 肝斑は額や頬に左右対称にできる暗褐色のしみで、左右対象にほぼ同じ形や大きさで現れます。目のまわりにはできません。30代~40代の女性や、妊娠中や避妊薬を服用しているときに増える人が多く、女性ホルモンのバランスが原因です。症状は50才代後半まで見られます。その後薄くなったり、消えたりします。

湿疹・かぶれ・あせも

 皮膚炎や湿疹があらわれている部位では、原因物質によって体内で抗炎症反応が引き起こされ、ヒスタミンやプロスタグランジンなどの化学伝達物質がつくられます。その結果、皮膚にかゆみを感じたり、腫れたり、赤くなったりします。原因として、外からの刺激と体質などの内面的な要素が影響しています。外からの刺激は、日光、乾燥、食物、金属、花粉、植物、昆虫、洗剤、薬物など、内面的な要素はアレルギー体質などがあります。
 かぶれも湿疹のひとつで、正式には接触皮膚炎といいます。接触性とアレルギー性の2種類に分類されます。
 傷口が汚れていると、細菌に感染し、膿んでしまいます。膿んだ患部を治すには、時間を要します。悪化すると、患部の周辺にもひろがってしまうことがあります。適切に処置するといいです。
 あせもは、かゆみを伴う時には、放っておかない方がいいです。掻き壊しを防ぐためには、ステロイド配合の外用薬の塗布が有効です。もし、掻き壊してしまったら、細菌が繁殖しやすくなるので、抗菌剤を配合している外用剤を塗布して治します。普段からのあせも対策も有効です。部屋を涼しくしたり、汗をかいたらそのままにしないでこまめに拭き取ったり、着衣を交換したり、シャワーを浴びたり、衣類も通気性の良い素材を選んだりするといいです。
 毛のう炎、めんちょう、とびひは、皮膚の常在菌が原因となります。健康が優れないときなどに、皮膚の毛穴の部分に皮膚常在菌が感染して引き起こされる症状です。とびひは、肌のバリア機能が低下したりすると、掻く動作により症状がひろがることから、火事に例えてこう呼ばれています。顔、体幹、手足にあらわれます。
 OTC薬では、多くの場合が外用薬が適しています。注意事項になりますが、外用剤は、その剤形によって皮膚への刺激性が違います。刺激の強いローション、やや刺激性のクリーム、刺激が少なく皮膚を保護する軟膏となります。また、軟膏はジュクジュクした患部や乾燥した患部の両方に使えますがベタつき感があります。クリームは使用感がよく、乾燥した患部に用います。ローションは頭皮や有毛部に用いやすいのですが、湿潤した患部には向いていません。ジェルタイプの剤形は、やや刺激性があり、かさついている炎症部位に用いますが、湿潤した患部には用いないようにしてください。

じんましん

 じんましんは漢字で「蕁麻疹」と表記され、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡形もなく消えてしまい疾患です。人がイラクサ(蕁麻:じんま)の葉に触れると起こる皮膚症状であることからこの名前がつきました。たいていは痒みを伴い、チクチクとした痒みに似た感じや、焼けるような感じを伴うこともあります。皮疹(ブツブツや赤み)は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらい続くものもあります。症状が激しい場合には次々と新しい皮疹ができ、常に皮疹が現れているように見えることもあります。皮膚の盛り上がりは1~2mm程度のものから手足全体くらいのものまで様々で、このブツブツがくっついて体表がおおわれてしまうこともあります。形は円形、楕円形、線状、花弁状、地図状などが見られますが、特に意味はありません。
 原因あるいは誘因物質はさまざまで、よく知られているものとして、小麦、ソバ、エビなどの特定の食品を食べた後に運動すると症状が現れますが、原因食物を避けることで回避できます。ストレスが原因になることもあります。じんましんの症状を増悪する要因となりやすい疲労やストレスをできるだけためないようにしたり、食物は新鮮なものを摂ったり、防腐剤や色素を含む食品は控えめにするといいでしょう。治療には、抗ヒスタミン薬が有効です。外用薬は症状を軽減しますが、内服薬の方が有効です。
 傷口が汚れていると、細菌に感染し、膿んでしまいます。膿んだ患部を治すには、時間を要します。悪化すると、患部の周辺にもひろがってしまうことがあります。OTC薬では、外用薬を用います。

しもやけ・ひび・あかぎれ

 しもやけは、凍瘡(とうそう)ともいい、寒い季節に発症して、暖かくなると治ります。血管の循環が悪くなったために炎症が起こります。1日の気温差が10℃以上になると起こりやすく、晩秋から初冬、晩冬から春先に起こりやすくなります。症状は、手や足の指、耳が赤くはれ、かゆみを伴います。ひどくなると、患部全体が腫れあがります。手足や耳が冷えないように厚手の靴下をはき、手袋や耳あてをし、入浴後はマッサージをしたりすると、予防できます。血行促進のため、ビタミンEを内服したり、ヘパリン類似物質という成分を含む薬を塗って治します。
 ひびは、皮膚が割れた状態で比較的軽症のものをいいますが、水を使うと痛みを感じます。あかぎれは、ひびよりも亀裂が深く赤く腫れて、出血を伴うこともあり、何もしていなくても痛みを感じるようになります。低温と乾燥が原因で、水仕事の後は、濡れたままにせず、タオルで水分を拭き取り、ハンドクリームなどで保湿しましょう。入浴時に手足の先まで温めると予防になります。 
 保湿成分のグリセリンや血行促進成分のビタミンEが配合された軟膏を塗るといいです。

化膿(うみ)

 傷口が汚れていると、細菌に感染し、膿んでしまいます。膿んだ患部を治すには、時間を要します。悪化すると、患部の周辺にもひろがってしまうことがあります。適切に処置するといいです。
 皮膚炎、湿疹、かぶれ、あせも、虫さされ、じんましん、しもやけなどでかゆい患部をかき壊したときなどに化膿してしまうことがあります。
 毛のう炎、めんちょう、とびひは、皮膚の常在菌が原因となります。健康が優れないときなどに、皮膚の毛穴の部分に皮膚常在菌が感染して引き起こされる症状です。とびひは、肌のバリア機能が低下したりすると、掻く動作により症状がひろがることから、火事に例えてこう呼ばれています。顔、体幹、手足にあらわれます。

虫さされ

 蚊、ブヨ、ダニ、ケムシ、ノミ、蜂などの虫に皮膚を刺されると、体内に抗炎症反応が引き起こされ、ヒスタミンやプロスタグランジンなどの化学伝達物質がつくられ、刺された部位に痛みやかゆみが生じたり、皮膚が赤く腫れたりします。蜂やムカデ、クモの場合には、2回目以降に刺されたときに、アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状が出る可能性が高くなります。春から秋にかけて、屋外で活動するときには虫さされ対策を心がけるといいでしょう。また、傷口が汚れていると、細菌に感染し、膿んでしまいます。膿んだ患部を治すには、時間を要します。悪化すると、患部の周辺にもひろがってしまうことがあります。そのままにせず、外用薬などで処置するといいです。


”ジカ熱”については、関連した情報ですが、世界保健機構(WHO)は2016年9月6日に蚊が媒介する感染症であるジカ熱について、従来の勧告を見直しました。背景としては、シンガポールなど東南アジア各国でジカ熱が広がり始めたことが挙げられます。感染地域から帰国した人は自覚症状がなくても、6か月間はコンドーム使用などによる安全な性交渉をすることが求められます。ジカ熱は蚊が媒介する感染症だが、性交渉でも感染する恐れもあると勧告しています。感染地域に渡航した男性や女性からそれぞれのパートナーの女性や男性に感染した証拠が発見されたためです。
ジカウイルス病は、感染しても 症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。症状は軽く、2~7日続いた後に治り、予後は比較的良好な感染症です。
厚生労働省の「ジカウイルス感染症に関するQ&Aについて」で詳細を知ることができます。

乾皮症・きずあと・角化症・さめ肌

 乾皮症(かんぴしょう)は、皮脂欠乏症とも、ドライスキンともいいます。皮膚の表面の脂(あぶら)の減少に伴い、皮膚の水分が減少して乾燥してしまい、皮膚のバリア機能が弱まることが原因です。皮膚がカサカサになって剥がれ落ちたり、ひび割れたり、かゆみを生じる疾患です。皮脂は皮膚表面の皮脂腺から分泌される脂(あぶら)ですが、汗などと混じりあって皮膚表面をおおう皮脂膜をつくり、天然のクリームとして働き、水分の蒸発を防いでいます。秋から冬にかけて症状があらわれ真冬にひどくなりますが、夏には軽快したり治ったりします。だれでも、30代後半から年齢と共に皮脂が減り、皮膚が乾燥し、軽い皮脂欠乏症になります。また、外気や室内の乾燥、からだを洗いすぎることも原因となります。放っておくと症状が悪化するので、早い時期から治療することが大切です。皮膚に潤いを与える塗り薬やかゆみをおさえる薬で治療しますが、日常生活では、入浴時には、長い時間お湯に浸からないようにし、からだはナイロンタオルなどでゴシゴシ洗いすぎないようにしてください。室内では加湿器などを使って湿度が低くならないようにしたり、刺激の少ない肌着を着用しましょう。また、かゆくてもできるだけ掻かないようにすることも大切です。アルコールや香辛料などの刺激物を取りすぎると、体が温まることでかゆみがひどくなるので、控えめにするといいです。OTC薬では、尿素あるいはヘパリン類似物質などの保湿成分を配合する外用薬を使用します。かゆみがある場合には、かゆみ止めも配合されている外用薬を使用するといいでしょう。
 よく似た皮膚症状が、糖尿病、肝障害、腎障害、甲状腺異常症などでみられますが、季節に関係なく症状があり、外用薬がほとんど効かないという特徴があります。このようなときには、専門の医療機関で相談してください。

 皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織に大別され、その下に、筋肉や骨などがあります。物理的な皮膚の損傷が表皮や真皮内のものを「傷」といい、その下の皮下組織や筋肉まで達した傷を「創(そう」といいます。切り傷、擦り傷といった軽症の場合には、応急手当として、まずは、土や砂などの異物を水道の流水で可能な限り取り除きます。傷が小範囲であれば、OTC薬の絆創膏などで処置します。傷が広範囲で異物を除去できなければ、感染や美容的な問題(傷跡が残る)もあるため、専門の医療機関に相談しましょう。また、傷が深い場合には、止血や傷口を縫い合わせたり、消毒する必要がありますので、すぐに医療機関で処置を受けます。気をつけたいの破傷風菌による感染です。破傷風菌は、動物の糞(ふん)や土の中に存在します。破傷風菌が傷口から体内に侵入して増殖すると、破傷風菌がつくる毒素によって重症な疾患を発症します。破傷風は、ワクチン接種による予防が効果的です。専門の医療機関に相談してください。

 角化症
 皮膚は通常4~6週間の周期で角化します(ターンオーバー)が、この角化の過程に異常がみられることを角化異常あるいは角化症といいます。皮膚の一番外側は角質で覆われていますが、角化症では、この角質が厚くなったり鱗屑(りんせつ)がみられます。鱗屑(りんせつ)とは、厚くなった角質が表皮から剥落しつつある状態をいいます。何らかの原因により角化の異常として症状があらわれます。
 冬は空気が乾燥により、肌の水分が角質層にとどまりにくく、肌の表面がカサつきやすくなります。特にかかとは、厚くなりやすい部位で、ひび割れを起こしやすいです。また、加齢に伴い皮膚のターンオーバーが長くなる傾向があるため、角質層が厚くなります。特に手や足などはターンオーバーが長くなりやすく、ひじやひざ、かかとで角化症を悪化させてしまいます。乾燥した肌は、容易にひび割れや出血を起こし、角化症を悪化させてしまいます。角化異常の原因は、遺伝、アトピー素因、ビタミンA欠乏症、甲状腺機能低下、末梢循環不全、気候の変化、日光(紫外線)、外傷などさまざまです。皮膚を保湿するといいです。OTC薬では、尿素やヘパリン類似物質、ビタミンAやビタミンEが配合された外用薬を使用します。冷え性の人は、末梢循環を改善するため、ビタミンEが配合された内服薬を服用してもいいでしょう。
 角化症は角質が厚くなる疾患の総称で、うおのめ・たこ・さめ肌も含まれます。

 さめ肌
 魚鱗癬(ぎょりんせん)ともよばれます。皮膚の角化の異常により起こります。皮膚の表面が乾燥してひび割れたようになり、魚のうろこのような状態(鱗屑:りんせつ)になります。鱗屑(りんせつ)を無理にはがすと、出血したり、悪化することもあります。夏になると軽快し、冬になると目立つようになります。遺伝性のもの、非遺伝性のものがあります。また、疾患や薬剤が原因にもなります。 
 症状が軽い軽い場合には、皮膚の表面を滑らかにする尿素を含有する軟膏を使用します。ただし、ひび割れやただれ、傷があるときには、尿素配合の薬は使用しないでください。また、症状を悪化させないために、患部を乾燥させないよう保湿ケアをしましょう。皮脂の減少を防ぐため、あるいは皮膚への刺激を減らすために、入浴回数を減らしたり、ぬるいお湯で短時間に済ませたり、石鹸の使用を控えることで、乾燥の悪化を防ぐことができます。ワセリンやグリセリンを含む保湿用の軟膏やクリームを使用して皮膚の水分を保つこともできます。症状が重い場合には、専門の医療機関で相談してください。

うおのめ・たこ・いぼ

 うおのめ、たこ、いぼは、ありふれた皮膚病ですが、見ためでは区別がつかないことがあります。また、悪性の皮膚病の可能性もあります。自己判断で治療しようとして、かえって悪化させてしまうこともあります。一度治っても、再発することもあります。糖尿病の人は、皮膚を傷つけると治りにくいので、皮膚科などの専門の医療機関で相談してください。

うおのめ:通常、大人の足の裏や趾(ゆび)などにできる直径5~7mmほどの硬いしこりで、歩行や圧迫により激しい痛みを伴います。中心に魚の眼のような芯が見えるので、うおのめと呼ばれます。鶏眼(けいがん)ともいいます。足底の皮膚は体重を支えたり刺激が多いので、厚く硬くなっていますが、何らかの理由で、一定部位に繰り返し圧力や刺激が加わると、皮膚表面の角質が厚く芯のようになり、皮膚の奥の方(内側)に向かって楔状に食い込んできます。歩行や圧迫により芯が痛みます。小さいと足の裏にできるいぼと間違えやすいようです。足の形に合わない靴を履いていたり、足の一部に局所的に圧力がかかる歩き方をしていると、できることがあります。治療は角質を軟化させる外用薬を数日間塗布し、硬くなっている患部を柔らかくしたあと、芯の部分を除去します。

たこ:うおのめと同じように、どこかの皮膚の一部が慢性の刺激を受けて角質層が厚くなる病気です。刺激を受けた辺り全体の皮膚が少し黄色味を帯びて、厚く硬くなって盛り上がります。たこは、うおのめと違って、足の裏以外にもできます。ペンだこや座りだこ、あかちゃんの指や腕のおしゃぶりによってできる吸いだこもあります。普通は痛みはなく、むしろ皮膚表面が厚くなっているので、感覚が鈍くなっていることもあります。たこは、硬くなった部位を軟膏などで柔らかくしたり、角質を軟化させる外用薬を数日間塗布して除去します。

いぼ:いぼは、皮膚から盛り上がっている小さな硬いできもので、ヒト乳頭腫(HPV)というウィルスの感染が原因です。いぼのウィルス(HPV)は150種類以上の型があり、型の違いによって感染しやすい部位やできるいぼの種類が異なります。いぼの原因ウィルスは正常の健康な皮膚には感染しないと考えられていますが、小さな傷などがあるとウィルスが侵入し、感染していぼをつくると考えられています。体調が悪かったりして、免疫力が低下しているときも、傷などから感染しやすいです。普通のいぼは、手足などにでき、表面がザラザラして硬くなっています。
 以下に説明するいぼは、専門の医療機関に相談してください。
 水いぼもウィルス感染で起こり、子供に多く、かゆみを伴うこともあります。上記のいぼとは原因ウィルスの型が違います。表面がツルツルしてみずみずしい光沢のある直径数mmから5mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが凹んでいるのが特徴です。他の人にうつしてしまうこともありますし、掻いて悪化することもあります。水いぼは皮膚科などの専門の医療機関で治療します。
 性感染症(性病)の尖圭(せんけい)コンジローマもウィルス感染で起こりますが、男女ともに性器や肛門の周辺に直径1~3mmほどのいぼができます。まれに軽い痛みやかゆみを伴うことがあります。早急に泌尿器科や皮膚科などの専門の医療機関で診てもらいましょう。

科目で探す

医薬品の分類