軟膏タイプのアラセナSとアラセナSクリームがラインナップされています。
抗ヘルペスウイルス成分ビダラビンを含有する口唇ヘルペスの再発治療薬(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)です。口唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布してください。早期に使用すると治りが早く、ひどくなりにくいため、出来るだけ早く(5日以内)に使用を開始してください。
佐藤製薬は医療用の抗ヘルペスウイルス薬「ビダラビン」を含有した、口唇ヘルペス再発治療薬「アラセナS」(第1類医薬品)を2009年11月16日に発売しました。持田製薬の医療用医薬品で「帯状疱疹、単純疱疹」の適応を持つ抗ウイルス剤「アラセナ-A軟膏3%」を、スイッチOTC医薬品として開発したものです。
アラセナSシリーズの有効成分はビダラビンです。この成分が口唇ヘルペスに効果を現します。
アラセナSとは医療用成分「ビダラビン」を配合した初めてのOTC医薬品で、医療用で使用されている「アラセナ-A軟膏3%」と同じ濃度の有効成分を配合しています。有効成分「ビダラビン」は、1日1~4回患部に適量に塗布すると、口唇ヘルペスの再発に優れた効果をあらわします。基剤にワセリンを使用し、患部をやさしく保護します。早期に使用すると治りが早く、ひどくなりにくいため、ピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら出来るだけ早く(5日以内)に使用を開始してください。使用時期は毎食後、就寝前を目安にご使用ください。
医師による口唇ヘルペスの診断・治療を受けたことのない人(医師による口唇ヘルペスの診断を受けたことのない人は、自分で判断することが難しく、初めて発症した場合には症状がひどくなる可能性があるので、医師の診療を受けること)、患部が広範囲の人(患部が広範囲に及ぶ場合は重症なので、医師の診療を受けること)、本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人(本剤の使用により再びアレルギー症状を起こす可能性がある)、発熱、広範囲の発疹等の全身症状がみられる人(発熱や広範囲の発疹など全身症状がみられる場合は、重症化する可能性があるので、医師の診療を受けること)は使用を控えてください。