オキナゾールL100

特徴

オキナゾールL100は、田辺三菱製薬が開発した抗真菌剤オキシコナゾール硝酸塩を1日量・1錠中に100mg配合した腟カンジダ再発治療薬です。
腟カンジダの病原菌であるカンジダ菌の細胞膜合成を阻害することで、優れた殺菌作用を示し、デリケートゾーンの不快な症状を鎮めます。
また、腟内で速やかに崩壊・分散するため、脱落しにくい腟錠です。

主要成分について

オキナゾールL100の主要成分、抗真菌剤オキシコナゾール硝酸塩が総合的に作用して、膣カンジダの再発防止に効果的に作用します。

まとめ

オキナゾールは田辺三菱製薬が出しているカンジダ症の治療薬で、オキナゾール100mgとオキナゾール600mgの2種類があります。どちらも膣錠として、膣の中に入れて使います。

基本的な使い方としては、オキナゾール100mg1日1錠使用。
オキナゾール600mg1週間に1錠使用。
となっていますが、医師の判断によって増量することもあります。

オキナゾール600mgを1錠入れて、あまり効果がないともう1錠追加することもあります。
あるいはオキナゾール100mgを追加することもあります。
自宅で自分で入れる場合には、医師に指示された回数・量をきちんと守って入れます。

1日入れ忘れたからといって翌日に2倍の量使うなどは絶対にダメです。
オキナゾールの効能としては、カンジダ症の病原菌であるカンジダ・アルビカンスの細胞膜に対する殺菌作用及び発育を阻止する働きがあります。
これによってカンジダ症の膣炎、外陰炎を治療します。また、膣のかゆみやヨーグルトのようなおりものなども治療します。

オキナゾールの使用注意点としては、薬が膣内で溶けて排出されることです。これがけっこうやっかいで、初めて使った女性には悩みのタネになったりします。
それからオキナゾールの副作用としては次のような症状があります。

「ひりひり、刺激感がある」「かゆみがひどくなる」「発疹が出る」「赤く炎症を起こす」
このような症状が出たら医師に相談してオキナゾールの副作用を確認して下さい。

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