現在、ケロリンのラインナップは「ケロリン」「ケロリンA錠」「ケロリンIBカプレット」「ケロリンチュアブル」「ケロリンT」「ケロリン錠S」の6種類が揃っています。
ケロリンは、日本では「バファリン」と並んでよく知られたアスピリン製剤です。
アスピリンの鎮痛作用は強力ですが、その分、副作用も強く胃潰瘍のリスクがあがってしまいます。
そこで、胃粘膜を保護するために和漢生薬(ケイヒ末)を配合しているのがケロリンの特色でです。
もともと富山の薬問屋であった内外薬品です。
その100年の歴史のごく初期に、薬剤師の笹山順蔵氏により開発・発売されたケロリンは、その飲みやすさや速効性が人気を呼び、数々の類似品まで産み出すほどの大ヒット商品となり、大正14年の発売以来、80年間にわたり基本仕様の変更もほとんどなく現在も販売され続けています。
ケロリンはアセチルサリチル酸を主成分とし、頭痛・歯痛・生理痛・神経痛などの痛みや発熱に優れた効果を発揮します。
ケロリンは「ケロッと治るからケロリン」との理由で名付けた鎮痛薬として国内において長年に渡り鎮痛薬の代表格として販売されています。