ケンエー浣腸シリーズはケンエー浣腸10、ケンエー浣腸20、ケンエー浣腸30、ケンエー浣腸L40、ケンエー浣腸S40がラインナップされています。
ケンエー浣腸は、日本薬局方グリセリンの50%水溶液を充てんし、添加物として塩化ベンザルコニウムを含有した浣腸剤です。グリセリンが腸管壁の水分を吸収する際に刺激が伴い、腸管の蠕動を亢進させて排便効果を発揮します。
ケンエー・浣腸 10g×5個入りは1900年1月1日、ケンエー・浣腸 20g×2個入りは1900年1月1日、ケンエー・浣腸 30g×2個入りは1900年1月1日、ケンエー・浣腸 30g×5個入りは1900年1月1日、ケンエー・浣腸 30g×10個入りは1998年6月1日に発売されました。
ケンエー浣腸シリーズの主要成分はグリセリンです。この成分が肛門ないし直腸の粘膜を刺激して、排便をうながします。
ケンエー浣腸シリーズは年齢によって使い分けができます。
12歳以上 1回1個(30g)を直腸内に注入してください。(30gに記載)
6歳以上12歳未満 1回1個(20g)を直腸内に注入してください。(20gに記載)
1歳以上6歳未満 1回1個(10g)を直腸内に注入してください。なお、1歳未満の乳児に使用する場合は1回1個(10g)の約半量(約5g)を容器の1/2線により量り直腸内に注入してください。(10gに記載)
効果のみられない場合にはさらに同量をもう一度注入してください。
本剤使用後は、便意が強まるまで、しばらくがまんしてください。使用後、すぐに排便を試みると薬剤のみ排出され、効果がみられないことがあります。
また、小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。