現在「シュトガード膣カンジダシリーズ」は「シュトガード膣カンジダクリーム」と「シュトガード膣カンジダ坐薬」が販売されております。
「シュトガード腟シリーズ」はミコナゾ-ル硝酸塩を有効成分とする、腟カンジダの再発による発疹を伴う外陰部のかゆみを治療するお薬です。
「シュトガード膣カンジダシリーズ」の主要成分は「ミコナゾール硝酸塩」となり、この成分が総合的に作用して膣カンジダの再発防止に効果があります。
膣カンジダは繰り返しているうちに慢性化し、何年にもわたって女性に不快な症状をもたらすことがあります。
再発するたびに病院できちんと治療して完治させたとしても、何度も膣カンジダを繰り返していると、カンジダ菌が薬に対する耐性を持ってしまい、そのうち完治させることが難しくなることも。
そのため、膣カンジダから解放されたいなら、何よりもまず膣カンジダにならないよう予防することが大切です。
カンジダ菌は、あたたかくて湿った場所が大好きです。
女性の膣の中や外陰部というのは、どうしても体温や湿気によって蒸れてしまいがち。まずは、局部を蒸らさずに清潔に保つことが大切なので、以下のことを試してみましょう。
「紙ナプキンから布ナプキンに代える」
「ストッキングをなるべく履かない」
「下着は小さいサイズや締め付けが強いものをやめて、ゆったりサイズの綿100%のものを選ぶ(特にオーガニックコットンなどがオススメ)」
仕事をしている女性はストッキングを履かない訳にはいかないでしょうが、パンツタイプのスーツにしたり、家に帰ったらすぐに通気性のよい服に着替えるなどして、なるべくストッキングが肌に接する時間を短くしてください。
また、生理中は特に蒸れやすい状態になるため紙ナプキンよりも通気性のよい布ナプキンがおすすめ。きちんとした布ナプキンではなくても、ガーゼのハンカチを重ねたものや、ミニタオルなどでも代用できます。
洗濯の手間はかかりますが、肌に優しく空気を通しやすいので、カンジダ菌の繁殖を防ぐことができます。
風邪を引いた時などに病院で抗生物質を処方されることがあるかもしれませんが、抗生物質は身体を守ってくれる菌も死滅させてしまうため、カンジダ菌が繁殖しやすくなります。
できるだけ抗生物質は飲まないようにし、日頃から風邪を引かないように、規則正しい食事と睡眠を取れるよう心がけましょう。