現在アネトンせき止めシリーズには、アネトンせき止めZ錠、アネトンせき止めZ液、アネトンせき止めZ液分包、アネトンせき止め顆粒の4種類が販売されています。
せき・たんによく効くお薬です。鎮咳去痰成分(コデインリン酸塩水和物、セネガ流エキス等)に加えて、抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩も配合しています。
いろいろな原因で起こる「せき」をしずめ、「たん」の切れをよくします。
アネトンシリーズの違いですが、まず、各製品の剤形(錠剤、顆粒剤、液剤)が大きく異なり、含まれている成分も異なっています。
また、医薬品の分類(購入形態が異なる)や服用可能の年齢が異なるので注意が必要です。
発売は1975年で、当時は鎮咳去痰薬として発売。後に鼻炎薬も発売し、着実にブランドを構築して行きました。
2003年には日本初の塩酸プソイドエフェドリンを配合した鼻炎用内服薬「アネトンアルメディ鼻炎錠」を発売し、ファイザーの一般用医薬品部門では初の10億円越えのブランドに成長し、子供から大人まで幅広い人気を得ています。
アネトンシリーズの主成分はコデインリン酸塩水和物とdℓ-メチルエフェドリン塩酸塩になります。これらの成分が総合的に作用し、せきを鎮め、たんの切れをよくします。