「ラムールQ」は、婦人薬として用いられている生薬製剤「中将湯」処方に、エンゴサクやカノコソウを配合・抽出したエキス、センナエキス、8種のビタミンなどを配合したフィルムコート錠です。更年期障害や血の道症(月経、妊娠、出産、産後など女性のホルモン変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状)、月経不順、冷え症など、女性特有の不快な症状を改善します。
ツムラ創業以来、発売から100年を経過した現在も販売され続けているロングセラー商品に「中将湯」があります。婦人薬として用いられている生薬製剤で、そもそもは、明治26年(1893年)、東京・日本橋に「中将湯本舗津村順天堂」の看板をかかげた現ツムラの前身・津村順天堂の創業者である初代・津村重舎の母の実家に代々伝わる婦人病の妙薬でした。「ラムールQ」は、この「中将湯」を錠剤化した「ラムール」にビタミン等を配合した製品です。「中将湯」と「ラムール」、「ラムールQ」は、現在では、国内にとどまらず海外にも輸出され、世界の人々に愛されています
ツムラの女性薬ラムールQの主要成分は、鎮痛効果のある「日局エンゴサク」や神経の興奮を抑える「カノコソウ末」などです。様々な生薬がバランスよく配合されており、これらの成分が総合的に作用し、月経や更年期障害に伴う、頭痛・肩こり・腰痛・冷え・のぼせ・めまい等の不快な症状を改善します。