メンソレータムAPソフトローション

特徴

メンソレータム APソフトローションは、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の「吉草酸酢酸プレドニゾロン(5段階中3段階目の強さ)」が配合されたもので、アトピックドライスキンなどの方の湿疹・皮フ炎・かゆみ・蕁麻疹の治療薬です。一般薬局で使用されるレベルとしては、最上位の薬になります。つらい症状によく効きます。ベタつかず伸びの良いローションタイプなのに、クリームのような保湿力。効果と使用感にすぐれた、低刺激性の医薬品です。ローションタイプは、伸びが良いことから「広範囲の症状」に適しています。また「頭髪やすね毛」などの「毛」が生えた箇所にもべとつかずに使用しやすい為お勧めです。

製品の歴史

メンソレータムとは、元来アメリカ合衆国のメンソレータム社 (The Mentholatum Company, Inc.) が19世紀に開発し、同社または同社とライセンス契約を結んだ会社が製造・販売していた塗り薬の商品名で、現在は同社を買収して親会社となったロート製薬が製造・販売する。
日本では、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが率いた近江セールズ株式会社(のちの株式会社近江兄弟社)がライセンス(商標・輸入・販売権)を保有し製造・販売していたが、経営破綻により返上。その後ロート製薬がこれらのライセンスを取得し、資本・技術の全面提携を経て、1988年にメンソレータム社を買収して自社の海外拠点とした。
メンソレータムAPソフトローションは2007年9月発売。クリームローションタイプ。

主要成分について

メンソレータムAPソフトローションの主要成分はプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルになります。この成分はステロイドの一種で抗炎症作用により、湿疹・かぶれなどによる炎症を鎮めます。
使用患部で作用を発揮した後、体内に吸収されると分解して、作用が減弱するので副作用が少ないと言われています。

まとめ

体質的に湿疹ができやすい方、乾燥によって皮フのバリアがこわれ、外部刺激によって炎症や湿疹が起きやすい方など、湿疹・皮フ炎に悩まれている方へ・・・。
メンソレータムAPソフトローションは、くり返す湿疹・皮フ炎のために、治療効果・安全性に加え、保湿力・使用感にもこだわった治療薬です。

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