アバロンZは、おもに胃の痛みや胸焼け、もたれ、むかつきなどの症状に効果を発揮する大正製薬の胃腸薬です。
2002(平成14年)大正製薬よりH2ブロッカーを配合した胃腸薬としてアバロンZが発売されました。
ケイ酸アルミン酸マグネシウムと酸化マグネシウムと水酸化アルミナマグネシウムという3種類の成分がが胃の中に分泌された胃酸を中和します。そして、ラニチジン塩酸塩が胃酸の出すぎをおさえて胃痛や胸やけをやわらげます。これらの効能が胃の痛み、胸やけ、もたれ、むかつきなどの症状を解消してくれます。
このアバロンZの主成分でえあるH2ブロッカーは正式にはヒスタミンH2受容体拮抗薬と呼ばれています。
胃酸の分泌に大きく関わっているのがヒスタミンという物質です。
そのヒスタミンをおさえる薬が「H2ブロッカー」です。
胃の粘膜にあるヒスタミン受容体にヒスタミンが結合するのをブロックして胃酸の分泌を抑えます。