ロコイダンシリーズはロコイダン軟膏とロコイダンクリームがラインアップされています。
ロコイダンシリーズは、抗炎症作用をもつヒドロコルチゾン酪酸エステルを主成分とする外用副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症を抑え、腫れ、かゆみなどに効果があります。
また、湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん、あせもに効果があります。
クリームと軟膏が発売されています。
ロコイダンシリーズには、ヒドロコルチゾン酪酸エステルが主要成分として配合されてます。この成分が湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、虫さされ、じんましん、あせもに効果をあらわします。
ロコイダンシリーズには軟膏とクリームがラインナップされています。
一般的には軟膏とはベタベタした油脂性基剤の塗り薬です。皮膚を保護する作用が強く刺激性が少ないため、掻きすぎによる悪化した湿疹や、亀裂の入ってしまった手湿疹などに塗っても刺激にならず、あらゆる状態の皮膚に使用できます。特に、乾燥してかさぶたの出来た患部や、アトピー性皮膚炎などのカサカサ肌に適しています。
ただし、始めに述べた通りベタベタしている為、洗い落としにくいと言う欠点があります。
クリームは水と油を混ぜ合わせて作った乳剤性基剤の塗り薬です。軟膏ほどベタつきは無く、薬が皮膚へ浸透しやすいのが特徴ですが、傷に塗ると刺激になりやすく痛いこともあります。その為、びらんや潰瘍の出来た、いわゆるジクジクした患部には適さないと言う欠点があります。慢性化して皮膚が厚くなった湿疹、硬くなった痒疹などに効果的です。
軟膏とクリームにはそれぞれ特徴があり、使用部位・広さ・疾患の種類や程度によって使い分けられます。ただし薬としての効き目はどちらも変わりないので、軟膏のベタベタ感が不快に思う方には、クリームが使用される場合もあります。