「シガノンCQ1透明パッチ」、「シガノンCQ2透明パッチ」の2種類があり、「シガノンCQ1透明パッチ」には7枚入りタイプと14枚入りタイプがあります
第1類医薬品に指定された、禁煙を成功に導くための禁煙補助剤(ニコチン置換療法剤)です。ニコチンを主成分とする貼付剤(パッチタイプ)で、少量のニコチンを含有したパッチを皮ふに貼ることで、ニコチンを継続的に供給していきます。2ステップの禁煙プログラムにより、8週間かけて禁煙時に出現するイライラや集中困難、落ち着かないなどのニコチン離脱症状を緩和し、禁煙を促します。
「シガノンCQ」の開発は1980年代にはじまり、1991年には米国で医療用医薬品として、92年には英国やニュージーランドでOTC医薬品として、それぞれ販売を開始しました。海外では「ニコダーム®CQ®」、「ニクイチンCQ TM」などのブランド名で知られ、現在では欧米を中心に世界19か国で販売されており、世界のOTC医薬品におけるパッチタイプの禁煙補助剤としてシェア40%(2006年GSK調べ)を占めるNo1ブランドになっています。
シガノンの主要成分はニコチンです。ニコチンには強い習慣性があります。喫煙を続けると、本人の意志とは関係なく、喫煙者のカラダが生理的にニコチンを求める体質になっていきます。禁煙をはじめ、体内のニコチンが不足すると、脳内の「ニコチンレセプター」が活発化し、たばこを吸いたいという気持ちが抑えられなくなります。シガノンCQは、独自開発のニコチン放出制御テクノロジー「DAT」(Dual Action Technology)により、皮ふへのニコチンの透過をコントロールします。パッチ貼付直後に短時間でニコチンの血中濃度が上昇し、ニコチン離脱症状を早い段階で緩和します。さらに貼付期間中(起床時から就寝前)の血中濃度を維持して禁煙を成功に導きます
最初の6週間は、シガノンCQ1を使用します。シガノンCQ1を6週間貼付して、禁煙によるイライラなどの症状がなくなり、禁煙を続けられる自信がある場合には、シガノンの使用を終了してもかまいません。まだ喫煙したい気持ちが残っている場合は、次の7~8週目にシガノンCQ2を使用するとよいでしょう。