気になる「耳なり」を治療する内服薬です。不快な耳なりの症状に悩む方へ、飲んで効く耳なり改善薬です。有効成分ニコチン酸アミド、パパベリン塩酸塩が、血行を改善し、ビタミンB群が加齢とともに衰えた神経の調子を整え、耳なり、肩こりを改善します。
小林製薬は2007年9月12日から耳なり症状を改善する内服薬「ナリピタン」を全国の薬局・薬店で発売しました。耳なりは、老化や高血圧、貧血などの要因で、耳の奥の血行が悪くなり、聴覚細胞の調子が乱れ、音をつかさどる内耳組織が正常に働かなくなることで起きる症状です。
ナリピタンは有効成分ニコチン酸アミドとパパベリン塩酸塩が耳の内部の血行を改善。ビタミンB群が加齢と共に衰えた耳の神経の調子を整える。剤形は飲みやすい糖衣錠です。
同社の生活者調査(40~69歳男女3312人)によると、50代で14%、60代で21%に、週一回以上の耳鳴りを感じていることが分かっています。
2006年秋から中四国地区で先行発売し、06年4~9月には100万円台だった耳なり改善薬市場が10~3月には9000万円市場に拡大しました。
主要成分のニコチン酸アミド、カフェイン水和物、パパベリン塩酸塩、チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、クロルフェニラミンマレイン酸塩、アロエ末、アミノ安息香酸エチルが総合的に作用し、耳なり、肩こりなどの症状に効果をあらわします。